本日は東京のバイク盗難発生件数と盗難が発生している場所から、傾向をまとめてみました。
皆様のバイクライフに少しでも役に立てればと思います。
バイク盗難の発生件数(東京)
まずは、警視庁が発表しているバイクの盗難件数と発生場所をグラフ化してみました。
盗難件数
グラフを見て分かる通り、盗難の発生件数が毎年少なくなっており、2013年度と直近の2017年を比較すると盗難件数は半分以下になっています。嬉しいことですが、これはバイク盗難の認知件数であり被害届を出していない人の数は含まれていません。そのため、実際の盗難件数はもっと多いいことが考えられます。しかし、グラフをみて分かる通り発生件数が減っていることは確かだと思います。
盗難が減った理由
盗難防止装置の性能向上(イモビライザー、シャッターキー)
バイクの純正装備の盗難防止装置の性能が向上したことが考えられます。今までは、イモビライザーやシャッターキーは高級バイクの装備でしたが、原付や軽二輪までに取り入れられるようになりバイク全体が盗みにくい構造になったことが考えられます。
SNSよる拡散
バイク盗難にあった際、TwitterやフェイスブックなどのSNSで呼びかけることによって日本全国の多くの人に『バイクを探してほしい』と呼びかけることができます。私自身も、SNSをやっていますがSNSで拡散することによってバイクを見つけることができたという持ち主からの嬉しい投稿を何度も読んだことがあります。そのため、盗んだバイクで走りづらい環境になっていることが考えられます。
若者のバイク離れ
そもそも若者がバイクに乗らなくなったため、全体的に盗難発生件数が下がったことが予想されます。
バイク乗りが盗難に合う割合
少し古いデータ(2013年)になりますが、東京ではおよそ479991台のバイクが所有されております。
盗難件数を所有台数で割ると以下の計算式になります。
1730÷479991=0.36%
つまり1000人いたら約4人の人が盗難に出会う可能性があるということです。
※盗難の認知件数で件数のため実際はもっと大きいです。
バイク盗難の発生場所(東京)
バイク盗難の発生場所を円グラフで表現してみました。
円グラフを見て分かる通り、住宅と駐車場での盗難発生割合が80パーセントになっています。これは駐車している時間が一番長く、人目に付きにくいことが要因で、盗難件数が増えていることが考えられます。逆に会社や学校は駐車している時間が限られ、人目に付きやすい場所であるため盗難発生件数が低くなっています。
盗難対策
バイクの盗難発生件数が年々減っているとはいえ、安心してはいけません。バイク盗難の傾向を踏まえて、効果のある盗難対策をしましょう。
バイクの盗難は、上記の円グラフから住宅と駐車場で80%が発生していることが分かったためここにポイントを置いて盗難対策をすることが効率的です。
盗難対策については別の記事で更新します。