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自動運転について思うこと

2018年9月28日



最近何かと車の自動運転についての話題が多いいように感じます。トヨタはデンソーと自動運転の普及に向けた新会社を設立することや、ルノーと日産連合(日産・三菱)の協業など、国を超えてグローバルで自動運転に向けて技術開発が進められています。しかし、その裏で起きた2018年3月18日のUberの自動運転車がアリゾナ州で起こした歩行者死亡事故などまだまだ不安要素もたくさんあります。そこで、今回は自動運転に関する技術や問題点など知って欲しいことをまとめてみました。

自動運転の定義について

自動運転の定義はアメリカのSAE(Society of Automotive Engineers) Internationalという非営利団体が策定した物を採用しています。このSAEという組織を簡単に表すと「あらゆる乗り物の標準化機構」です。

【SAEが定義した自動運転の定義】
レベル0 ドライバーがすべてを操作

自動運転支援
レベル1 システムがステアリング操作、加減速のどちらかをサポート
レベル2 システムがステアリング操作、加減速のどちらもサポート

自動運転
レベル3 特定の場所でシステムが全てを操作、緊急時はドライバーが操作
レベル4 特定の場所でシステムが全てを操作

完全自動運転
レベル5 場所の限定なくシステムが全てを操作

2018年現在市販車に搭載されている自動運転のレベルは3です。2020年前半には、レベル5の市販車が登場すると言われています。映画やSFの世界だけの話かと思っていた自動運転の世界がすぐそばまでやってきているのです。技術の進歩は本当に素晴らしく、急成長しているなと感じました。

自動運転で期待される効果


➀交通事故の減少
現在発生している交通事故の主な要因は運転手の判断ミスや見落とし(居眠り運転、操作ミス)、脇見運転といったものになっています。運転手の心理的なミスをAIが補うことによって交通事故減少の効果が見込めます。
➁渋滞の減少
自動運転車では他車と通信を行い道路状況の把握をすることによって、最短ルートを見つけ出すことが可能になります。そのため交通渋滞減少の効果が期待できます。
➂運転操作からの解放
運転に使用していた時間を本を読んだりビジネスを行ったりと時間を有効に活用できるようなります。

自動運転の問題点について

➀事故を起こした場合は誰に責任があるのか
政府の決めた方針によると「上記のレベル3(特定の場所でシステムが全てを操作、緊急時はドライバーが操作)での自動運転中の事故については、原則として車の所有者に賠償責任を負わせる方針とし一般自動車と同じ扱いとする。外部から車のシステムに侵入するハッキングで事故が発生した場合、損害は政府が補償する。」と政府が方針を打ち出しています。レベル4以上の事故の責任に関しては正式には決まっていません。(2018年3月現在)

➁ハッキング対策
自動運転をするためには車をインターネットに接続をする必要があります。そのため、インターネットにつながったパソコンと同様に自動運転車もサイバー攻撃の標的となる恐れがあり、テロや殺人に利用されてしまう可能性があります。いかに、安全に運用を行うかが課題です。

➂人間の行動への理解
事故や車両故障などの想定外の事態が起きた際にAI自身で問題を解決することができ、適切な行動を取れるかだ。不足の事態が起きた際には安全な場所に車を停車し、後続車に異常を知らせたり的確に警察などの関係各所に連絡が取れる必要があります。

思うこと

今後自動運転化の技術が進み無人での運転が始まると、自動運転車限定免許ができるかもしれません。人が車を運転する事自体が、珍しくなる世界がくるかもしれません。インターネットやオタク文化など趣味が多様化した社会の中で、車離れとかバイク離れとか言われていますが一定の割合で運転が好きな人もいると思います。そういったニーズに答えるためにも、自動運転車だけではなく手動運転の車も残っていってもらいたいと思います。また、自動運転車が普及するにつれて、補償や安全の観点から車をカスタムしたりすることが許されなくなるかもしれません。日本独自に発達していった車をカスタムするという文化を何らかの形で残せていけたらと思います。

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